どーも浪川です!!
「今さら漫画感想」シリーズ!!
今回はワンピース第2話を振り返っていこうと思います!!
わー今さらだー!!
ワンピース第1話はこちらで振り返っています。
既に1000話以上まで連載が進み、物語も終盤に差し掛かってる今こそ読み返すことできっと新しい発見があるはず!
※この感想はワンピース第2話を読んだことがある前提で話を進めていますので、ワンピース第2話を読んだことがない人は今すぐ読んできてください。
以下、ワンピースを読めるところです。
他にも色々ありますが、ワンピースを読むだけなら「少年ジャンプ+」と「ONEPIECE公式漫画アプリ」を利用すれば十分です。
U-NEXTに興味のある方はこちらの記事もどうぞ。全く参考になりません。
それでは早速いってみましょう!!
ONE PIECE第2話
「その男〝麦わらのルフィ〟」
その男〝麦わらのルフィ〟
いやぁまずタイトルがいいですよね。
普通に〝麦わらのルフィ〟じゃないんですよ。
「その男 〝麦わらのルフィ〟」なんですよ。
なんか良いじゃないですか。ねぇ?
具体的に何がいいかって言われると全然説明できないんですけど。
(すいませんブログだけは続けさせてください)
さて、前回のラストで大海原へと小舟で航海に出たその男 〝麦わらのルフィ〟 ですが、なんといきなりとんでもない大きさの大渦に巻き込まれます。
出典:ONEPIECE 1巻より
いやいやいやいやいや。
1ページ前までめっちゃええ天気でしたやん!!
出典:ONEPIECE 1巻より
カモメがクークー飛んでましたやん!!
なんでこの状況になるまで気づかんかったん!?
これ、『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールドエンド』の最終局面で出てくる大きさの渦ですやん!!
ハリウッド超大作映画3部作のラストで使われる規模の渦巻きを第2話で使ってくる!?
この時点でこの漫画がどれだけスケールが大きいかがお分かりでしょう。
そして文字通り大渦に飲み込まれたその男 〝麦わらのルフィ〟
彼の運命はいかに!!?
まぁ当然生きてるんですけど。
金棒のアルビダ登場
舞台は変わってとある島。
今回の話のヴィランであるアルビダ海賊団側の描写に移ります。
現在1000話を超え、数多の海賊が登場してきているワンピースですが、ドクロが横向きなのはこのアルビダ海賊団とマクロ一味だけです。
多分。
そんな激レア海賊旗を持つ海賊船の船長こと「金棒のアルビダ」が、船のホコリを指でツツーってやって部下に「何だい?このホコリは」と問いただします。
お前は姑か。
もしくは意地悪な義理の姉か。
ずっと掃除させておいて王子様の舞踏会に行かせないつもりなんか。
掃除が行き届いていないことを問いただされた嫁、間違えたシンデレラは金棒の餌食になり絶命します。
シンデレラ 完
ワンピースは続きます。
そしてアルビダは横にいた冴えないメガネの少年、そう、後に海軍に入隊し尋常じゃないスピードで出世をし、再登場した時には「お前もはや誰やねん」な急成長を遂げる男コビーに問います。
※今初見の方には壮絶なネタバレが行われましたが、私は事前に忠告したはずです。
アルビダ「コビー!この海で一番美しいものは何だい?」
お前は白雪姫に出てくる魔女か。
コビーのメガネが鏡に見えたんか。
後の大出世男、コビーが答えます。
「もちろんそれはレディー・アルビダ様です!」
白雪姫ちゃうんかい(ちゃうやろ)
ご覧の通り即答ですよ。
美しいアタシが乗る船も当然美しくなきゃいけないという凄いモットーを持っています。
さぞかし美しい容姿をしているのでしょう。
そんな美しい女海賊、”金棒のアルビダ”の初登場シーンがこちらです!!
出典:ONEPIECE 1巻より
いや金棒あんま目立たん。
金棒が目立たんのよ。
金棒よりその思い切ったボディラインに目が釘付けなんよ。
もはや「丸」過ぎて人かどうかも怪しいやろ。これもうマルマルの実を食べた全身モリモリ芦田愛菜人間やろ。
そしてアルビダはその巨体を支えるには余りにも無理のある華奢な足でコビーを蹴り上げ、便所掃除を命じます。
先ほどから蹴られまくってもへらへらしている”ドMのコビー”ですが、その直後に表情が曇ります。
蹴り上げが足りなかったのでしょうか?
生きてた麦わらのルフィ
(知ってた)
便所掃除をしていたコビーの元に酒樽が流れ着いたので、コビーは酒蔵掃除をしているアルビダの部下のの元へとそれを持っていきます。
内緒で中身を飲んでしまおうとモブ部下達が企んだ瞬間、中から勢いよく主人公が登場です!!
ルフィ「あーよく寝たー!!」
いや寝てたんかい。
大渦に飲み込まれた樽の中で寝てたってどういうことすか。
眠りの小五郎ですら秒で起きるやろ。
そんなんコナンも「蘭ーーーー!!」って叫ぶほどの大事件やろ(いつもか)
よく考えるとここ何の説明もなくノリと勢いで生き残ってますよね。
後でコビーも言ってるけど普通は渦巻きに飲み込まれたら死ぬやろ。
つまり恐らくこれも伏線ですね、間違いない。
そのうち「実はルフィはウズウズの実を食べた【全身渦巻きに巻き込まれても死なない人間】だった」とかいう衝撃の事実がこの先出てきます。
腕が伸びていたのはアレです、なんかウズウズしてたんです。
そんな”眠りのルフィ”の雄たけびを聞いたアルビダが金棒型麻酔銃を遠方からぶん投げてきて、見事に三人一気に眠らせることに成功しました。
阿笠博士もビックリです!!
出典:ONEPIECE 1巻より
そして怒り狂ったアルビダは部下に問います。
「この海で一番美しいものは何だい?」
いや今それ関係ないだろ。
いちいち「私可愛い?」って聞いてくるウザイ女かお前わ。
嫌いじゃないですそういう子。
部下たちはコビーが変な奴を連れてきたとアルビダに密告します。
するとアルビダは自分の首を狙ってきた賞金首だと予想して「ロロノア・ゾロ」の名前を出すのです。
2話目から既に先々の情報をほのめかすという尾田先生お家芸の手法が見られますね!
しかもここで名前の出たゾロは次の3話ではもう登場するのです!!
昔は名前が出たらすぐ登場したんです!!
途中から名前が出てから実際に登場するまで普通に年単位で時が過ぎるようになるけどこの時は翌週のジャンプには登場していたんです!!
金棒で遠くまで吹っ飛んだルフィとコビー。
ここで気弱なコビーが何故アルビダの船で雑用をしているか、その悲しい過去が明かされます。
ワンピースお得意の悲しい過去の記念すべき(記念すんな)一人目はコビーだったのです。
出典:ONEPIECE 1巻より
以上。
ひ、一コマ!?
ヘタしたら1巻丸々過去回想のキャラクターだっているのに一コマ!?
この事実が一番泣けるやんけ!!
てか雑過ぎるやろこの過去!!
漁船と間違えて海賊船に乗り込んだってもう同情の余地なしやないか!!
もっとこう、両親とか目の前で殺されんかい!!(やめろ
麦わらのルフィVS金棒のアルビダ
二人の会話は続き、ルフィが海賊王になるために海へ出たことをコビーに打ち明けます。
驚いたコビーは「え?!つまりあの”ひとつなぎの大秘宝”と呼ばれる”ワンピース”を目指すってこと!?」みたいな感じでさらっとタイトルにもなっている超重要ワードを言います。
コイツ絶対ネタバレしてくるタイプやろ。
距離置こ。
この後、「海賊王になるのは絶対に無理だ」と言うコビーに対してルフィが自分の信条を語り、それにコビーが感化されて、今度は自分の夢、海軍になりたいという想いを語り出します。
このコビーの心情の変化の流れ、テンポの良さ、漫画の構成として美し過ぎないですか?
アルビダなんかよりよっぽど美しいですよ。
更に「海軍になってアルビダを捕まえてやる!」と息巻くコビーの元にアルビダが襲来!
一瞬ビビり散らかすコビー。
しかし先ほどのルフィとのやり取りを思い出し、決死の覚悟でアルビダに歯向かうのです!!
歯向かうコビーにブチぎれ金棒を振り下ろすアルビダ!!
悔いはないと心の中で叫ぶコビー!!
息を呑むゴリラ!!(僕です
コビーの前に立つルフィ!!!
ビックリするゴリラ!!(僕です!!
アルビダの雷鳴八卦が直撃するルフィ!!
思わず目を背けるゴリラ!!(僕です!!
「効かないねぇゴムだから」という決め台詞を言うルフィを見るゴリラ!!(僕です!!
「ゴムゴムのピストル」でアルビダを仕留めるルフィを見るゴリラ!!(僕です!!
「コビーに一隻小舟をやれ」とアルビダの元部下に言うルフィを見るゴリラ!!(僕です!!
「そうだそうだ!!」と言うゴリラ!!(僕でーす!!
かくしてアルビダを倒し小舟を手に入れたルフィとコビーは最寄りの海軍基地へ向かうのでした。
いやこの辺もめちゃくちゃテンポいいですね。
今ならアルビダ倒した後に今までアルビダの恐怖政治に支配されていた部下たちとコビーと一緒に一話丸々使って宴やってますよね。
そして海軍基地に向かう途中の会話でさらっと「グランドライン」「海賊の墓場」というワードもスムーズに初出ししてくるコビー。
こいつめっちゃ読者に優しいやんか。
読者が混乱しないように少しず少しずつ小出しで固有名詞挟んでくるやんか。
サムライエイトとは大違いやんか。
そんなこんなで第3話に続きます。
あー、これ連載終わるまでに最新話まで追いつきそうにねェな。
第2話のまとめ
パイレーツ・オブ・カリビアンは面白いからみんな観て。
でわまた!!
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